オンワード衣類、新型肺炎で納品遅れ

 「23区」や「組曲」を手がけるオンワードホールディングスは、中国国内の工場や物流の停滞で「少なくとも一部商品の納期に遅れが生じる」(広報)としている。

 「ダーバン」などを展開するレナウンも、今月中旬以降、「日本の店に出す一部商品の納期に遅れが出る可能性がある」という。

 これらの衣類をつくる工場の多くは10日の再開を予定しているが、従業員が十分集まらない恐れがあったり、船などを使った商品の輸送が滞ったりしているという。(佐藤亜季)

 中国発の新型肺炎のビジネスへの影響に、ヤフーを展開するZホールディングスも懸念を示した。2020年3月期の広告関連事業の売上高見通しを、前年に比べて「ひと桁半ば~ふた桁増」としていたが、「3~6%増」に変えた。

 坂上亮介CFO(最高財務責任者)は5日の記者会見で「現時点で広告の出稿減の動きがあるわけではないが、新型肺炎に伴う出稿減のリスクを下限に織り込んでいる」と説明した。旅行業界などからの広告出稿の先行きに不透明感が出てきているという。(栗林史子)

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